洋食で高い人気を誇っているメニューのひとつといえば、ステーキです。上質な牛肉を大胆にそのまま焼いて食することができるステーキは、お祝いの時であったり、自分へのちょっとしたご褒美といった取りには最適なメニューとして洋食の昔からの大人気商品となっています。

洋食には、ステーキはレア、ミディアム、ウェルダンと焼き加減の種類が用意されていますが、さまざまなアレンジを利かせたステーキもあります。そのひとつが、シャリアピンステーキというものです。

洋食で人気であることはもちろんのこと、ご家庭でもつくりやすい料理のひとつとして、大変人気です。今回、ここでは洋食のステーキのアレンジである、シャリアピンステーキのレシピを紹介します。

洋食のシャリアピンステーキとは

シャリアピンステーキは、マリネステーキといったジャンルのひとつです。シャリアピンステーキは、昔から伝わっていた料理ではなく、とある人物が考案してつくった料理が日本の洋食文化のなかで広まっていったものとして知られています。

昭和の初期頃、日本に来日したのがオペラ歌手、フョードル・シャリアピンでした。西洋文化のオペラなどに力を入れ始めていた日本だけに、手厚くオペラ歌手、フョードル・シャリアピンを迎え入れたという歴史があります。

そのオペラ歌手、フョードル・シャリアピンが、柔らかなステーキが食べたいと所望したことで、牛肉を柔らかくする効果のある玉ねぎのみじん切りでマリネし、それをステーキとして提供したことがはじまりといわれています。

当時、このメニューを考案したのは、帝国ホテルの「ニューグリル」の料理長であったことが知られており、日本以外にはあまり知られない独自のステーキとして洋食でも人気のメニューとなっています。

シャリアピンステーキのレシピで用意する材料

ここからは、シャリアピンステーキのレシピで用意すべき材料を紹介していきます。


玉ねぎ 1個

牛肉サーロイン 2枚

牛脂   適量

赤ワイン 大さじ4

しょうゆ 大さじ1
塩    適量

こしょう 適量

シャリアピンステーキの作り方

玉ねぎは、1個をまるまる使っていきます。まず、玉ねぎを1/2にしてから、片方は細かくみじん切りにしていきます。残った1/2は、大根おろしで摺り卸していきます。

牛肉はサーロインを使用すると良いでしょう。サーロインの牛肉を、まな板に乗せて軽く包丁で筋切りをして厚みを均等にしていきます。そこに、おろした玉ねぎを上下にしっかりと擦り込むように漬込みます。20分程度、肉にしっかりと玉ねぎが染み込むように味付けすると良いでしょう。

フライパンに牛脂を入れて、ステーキをしっかりと焼いていきます。ここでは、全体的に柔らかくなっていることからも、無理にレアにせずとも全体的に熱を通しても大丈夫でしょう。

焼き上がった牛肉をバットに入れておきます。残ったフライパンの肉汁を利用して、しょうゆ、赤ワイン、玉ねぎのみじん切りを入れて強火で煮立たせてソースをつくります。

温かくした皿に焼き上がっているステーキを乗せて、ソースをまんべんなくかければ完成です。お好みでクレソンなどを添えてもキレイに見えるのでおすすめです。