最近は「今日は何の日?」という話題をすることが多くなりました。「洋食器の日」というもあり、知っていると興味深いかもしれません。では洋食器の日には何か特別なことをするのでしょうか。由来と共に洋食器の日についてみていきましょう。

洋食器の日の由来

洋食器の日は毎年7月12日です。なぜ7月12日かすぐに分かる人は少ないかもしれません。洋食器のカテゴリーにカトラリーがあります。そのカトラリーに因んで、7(ナ)1(イ)2(フ)と呼んで洋食器の日となっています。そもそもこの洋食器の日とはいつ、誰が決めたのでしょうか。洋食器の日と定めたのは日本金属洋食器工業組合で、2003年に決められました。新潟県燕市は古くから金属洋食器の産業が盛んで、スプーンやフォークといった日本のカトラリーの実に95%が燕市で作られています。

燕市で洋食器が作られ始めたのは、大正3年の末期です。それから今日まで88年間、国内外の食卓に登場し愛されてきたカトラリーを作り続けています。この間に幾度も品質改良や工夫、改善といった努力を積み重ね「世界の燕」の名で親しまれるようになりました。その努力に感謝の意を込めて、洋食器の日を作る経緯に至ったそうです。この洋食器の日をきっかけに、日本のみならず世界へ向けてさらに、世界の燕を知ってもらいたいです。

どんなことをする日?

いまでは毎日が何かの日となっていることが多く、その日にイベントのようなことをする日もあります。では洋食器の日に何かおこなうのかというと、全国規模でのイベントやお祭りでお祝いするというものはありませんが、燕市では地域の産業を知ってもらいたい思いから、子供たちに教えています。
新潟県燕市の学校給食では、7月12日に給食をスプーン献立にして、洋食器の日を意識した献立にするところがあります。がっこうの給食の献立表にもは洋食器の日」と記載されており、子供たちに知ってもらえるよう取り組みをしています。地域の産業を知ってもらいたいという、日本金属洋食器工業組合の思いが少しずつ広まっているようです。
また洋食器の日のイベントが燕市と上越市で燕三条ファクトリーアウトレットショップにて「ストックバスターズ」にて開催されました。毎年使われている、メイドイン・ツバメの洋食器をノーベル賞晩餐会洋食器特別展示会として開催しています。そして世界の燕をアピールしています。
ノーベル賞に使われる洋食器を少しご紹介します。カトラリーセットで使われているのは「YAMAZAKI」「YAMACO」という名で知られている山崎金属工業株式会社の製品です。このカトラリーセットは、20年以上もノーベル賞の晩餐会で使用されていているそうです。展示されているのは、ノーベル賞のマークの入った木箱に7種類のカトラリーが6セット(6人分)入っているものです。以前は販売もしていたようですが、現在は非売品となっています。このイベントが開かれている「ストックバスターズ」は、洋食器のアウトレットと知られ、県外からも観光バスで来られるとのことです。このイベントをきっかけに、「世界の燕」と「洋食器の日」を知ってもらえると良いです。