洋食にはテーブルセッティングが大切

洋食でおもてなししたい時、大切なのは「テーブルセッティング」です。お料理をいくら頑張っても、それをきれいにおいしそうに見せなければもったいない!今回はおいしい料理をさらにおいしくする、テーブルセッティングの方法をしっかりとご紹介します。

洋食では基本的に一皿をしっかりと味わうため、一皿を中央におきます。そこに置かれていく料理を順番に食べていくんですね。そのまわりにはカトラリーが並びます。そのカトラリーにも使う順番でしっかりと置く場所が決まっているんですよ。

またパンを付ける場合はバターやバターナイフを置くスペースにも決まりがあります。そして、一緒に楽しみたいワインなどの飲むグラスを置く場所も決まっています。

洋食のテーブルセッティングは、すみずみまで決まりがあり、一度に覚えるのは少し大変かもしれません。けれどメモをとりながら、参考にしてもらえると幸いです。

では早速はじめていきましょう。

洋食のテーブルセッティングの基本

今回はメイン料理の場合のテーブルセッティングをご紹介します。

まずお客様の手前中央にメイン料理を乗せるオーバルプレートを置きます。ここにメインのお料理を置いてくださいね。例えば大きなオーバルプレートを最初においておいて、そのうえから一回り小さなオーバルプレートにメイン料理を乗せて、二重にするのもとってもオシャレです。座ったときからプレートがあるのも、本格高級レストランのようで素敵ですね。

プレートの左側には、左から順番に、以下のカトラリーを並べます。

・前菜用フォーク
・魚介料理用フォーク
・肉料理用フォーク

そして右側には、こちらも左から順番に、以下のカトラリーを並べて下さい。

・前菜用ナイフ
・魚介料理用ナイフ
・肉料理用ナイフ

プレートの上には、上から順番に、以下のカトラリーを並べましょう。

・デザートナイフ(必要であれば)
・デザートフォーク
・スプーン(コーヒーでもティーでもどちらでもOK)

さらにそのデザートナイフの上にお水とワイン用のグラスを2つ置きます。

もし水、赤ワイン用、白ワイン用、シャンパン用と分けたい場合は以下のような配置にします。

○    ○
水用 赤ワイン用
○    ○
白ワイン用・シャンパン用

ちょうど白ワインとシャンパンのグラスの下にナイフが来るので覚えておいてくださいね。

そして、パンを出す場合は、デザートフォークの隣にバターを置きます。
その下にバターナイフを置き、使いやすいようにしましょう。

ただし、これらのお皿やカトラリーは使うものだからおいてあるんですね。使うわけでもないのにルールだからと置く必要はありません。料理に合わせて、カトラリーの数は増減させてくださいね。

もし、ここまで本格的に置いたのであれば、ぜひナプキンも置いてみましょう。洋食にはかかせないアイテムの一つであり、食事の時お客様にとってとても便利なアイテムになります。

ナプキンの場所とマナー

ナプキンは紙のものより、布のものを用意しましょう。今回は簡単にできるものをご紹介しますね。もし簡単に済ませたいのであれば、もちろん紙でもOKなのですが、ちょっとだけ高級感を出したいのであれば、布のものでもOKです。

ナプキンは、前菜用フォークの左隣に置きます。形をローズ状にするとさらにリッチになりますが、これは相当練習しないとなかなか難しいんですね。なので、くるくると巻いて黒いヒモでリボンをして置いたり、長方形にたたんでおくなど、形は簡素でも良いと思います。何よりも使ってもらうのがナプキンのお仕事なので、そこまで見た目にこだわらなくても大丈夫です。

さて、ナプキンには実はしっかりとマナーがあるんですね。セッティングするのなら、使うときのマナーもしっかりと知っておきましょう。

ナプキンは、まず席についたら膝に広げます。そして食事の間席を外す場合は軽く簡単にたたんで、席の上においてくださいね。そして、ここからがとっても大切なのですが、食後使い終わったナプキンはぜったいにたたまないこと。

日本人は几帳面な性格なので、ついキレイにたたんで「ありがとう」の気持ちを表したくなりますよね。でもこれ、フレンチやイタリアンなどの洋食店では「おいしくなかった」の意思表示になってしまうんです。私もこれには驚いたのですが、ぐしゃぐしゃにおかれば置かれるほど、「ナプキンを気にする暇もないほどおいしかった」という意思表示になるんですよ。

なので自分が食事をいただくときは、ナプキンを適当においてあげましょう。それだけできっと他の人よりも洋食について詳しいことが分かってもらえると思います。

まとめ

外国の文化だから、日本とは全く異なる洋食のルールやセッティング。でもせっかく行うのなら本格的にやってみましょう!ただし大切なのは見た目だけではなく「お客様をもてなす気持ち」ですね。背伸びしすぎず、お客様の事を一番に考えて、使いやすいテーブルセッティングをしてみて下さいね。