レストランでの食事やお呼ばれされたときに、洋食のマナーに戸惑う人も少なくありません。ちょっとした知識があるだけで、周りの目を気にせず食事を楽しむために、今回は洋食のマナーについて紹介します。

レストランでのマナー

高級感のあるレストランでの食事は嬉しい気持ちが半分、気後れしてしまう気持ちが半分の人もいるでしょう。あらかじめマナーを知っていると、少しは安心して食事を楽しむことができるので、覚えておくといいかも知れません。

レストランに入ってから席を案内され着席するときは、椅子の左側から着席します。席を立つときも同様に左側から立ちます。洋食ではレディーファーストなので、上座の席には女性が座ります。次にレストランならではのナプキンの使い方ですが、注文し終えてから又は乾杯後に膝の上に広げます。使用するときはナプキンは半分の大きさにし輪の方を自分側にします。ナプキンは口を押えたり指を拭いたりするのに使い、テーブルの上にこぼしたものを拭くことには使いません。ただし自分が飲み物をこぼして人にかかったときは、ナプキンを相手に渡すことは良いとされています。食事中に席を立つことがあるときは、ナプキンは椅子の上に置きます。食後はテーブルの上に置きますが、この時はきれいにたたむ必要はありません。

食事のマナー

洋食というとフォークやスプーンがたくさんあって戸惑う人も多いです。それぞれに使用する決まりはありますが、基本は外側から順番に使います。ナイフは右手にフォークは左手に持ち、料理は一口ずつ切りながら食べます。やわらかい料理はナイフを使わずにフォークで切って食べても大丈夫です。もしカトラリー(スプーンやフォーク、ナイフ)を落としたときは自分で拾わずお店の人を呼びます。食事中にナイフとフォークを置くときは、お皿の上にハの字の形でフォークの先を下に向けます。食後は4時20分の位置に揃えて置きます。このときのフォークは上向きです。

パンは洋食によく出てきますが、一口ずつちぎってからバターを塗ります。料理のソースが残りパンに付けて食べたいときは、一口にちぎってから手でそのまま持ったり、フォークで刺したりしてソースをからめます。スープは手前から奥へとスプーンですくいます。持ち手のあるものはそのままカップに口をつけて飲んで構いません。魚料理は骨がついた魚はひっくり返さずに、途中で骨を奥へ置き、身をいただきます。ソースのかかった魚料理はスプーンでいただいても大丈夫です。それからお肉料理ですが、お肉は一口ずつ切りながら食べます。ナイフは奥から手前に引くようにすると、スマートに切れます。最後にデザートですが、果物が出てきたとき、ぶどうやイチゴは手で食べても構いませんが、リンゴやメロンなどは大きさによってナイフとフォークを使って食べましょう。食後のコーヒーや紅茶はミルクや砂糖を混ぜたスプーンは、ソーサーの向こう側に置きます。小指を立てて飲むのは見た目にはきれいではないのでやめましょう。またソーサーを持ち上げたり、カップに手を添えたりする必要はありません。

NGだと思われてしまうマナー

せっかくの美味しい料理と素敵な雰囲気で、一つのマナーで台無しとなっては残念です。そうならないために、最低限覚えておいた方が良いことがあります。

  • 料理は音をたてないようにします
  • 料理は一口ずつ切ってから食べます
  • 食べながら大声で話さないようにします
  • テーブルに肘をつかないようにします
  • 以上のことに気を付けながら、美味しい食事を楽しまれると良いでしょう。カトラリーで何を使えばよいか分からないときは、お店の人に聞くのもひとつの方法です、あまりマナーを気にしないで料理を楽しむことを心がけましょう。