日本の食文化において、洋食はとても身近なものとなっています。有名な店鋪だけではなく、日常的に食卓に並ぶような総菜にも洋食のメニューが登場しますし、お弁当の具材としても活躍するなど、日本人の生活に密着しているといっても過言ではない存在です。

洋食を普段楽しむには、細かなマナーなどは必要ありませんが、老舗であったり、コース料理などが提供されるハイグレードな洋食店にいく場合は、最低限のマナーが求められます。

洋食は、もともと西洋料理が元となって生まれている食文化ですので、テーブルマナーは西洋料理のマナーが多く取り入れられています。今回、ここでは特に難しいと思われている洋食のナプキンのマナーについてを紹介します。

洋食のナプキンマナーの役割

洋食店に入ると、多くの場合はテーブルに白いナプキンが置いてあります。これは、テーブルが汚れた時に使用するようなものではなく、自分側に置いて、食事の汚れから衣類などを守る目的のために置かれています。

和食には、懐紙というものが存在しますが、洋食におけるナプキンの目的は懐紙と一緒と考えても問題ではありません。ナプキンは、飛んでしまった汚れを防ぐだけの目的ではなく、口回りがソースなどで汚れてしまったり、パンカスなどで汚れてしまった時にふくなどといった用途で使用されています。

さらには、食事が終わった合図であったり、途中退席をしているという合図にも使うことができます。

そもそも、西洋料理の場合は、スタッフが話しかけることが少なく、こういったナプキンなどを使ったサインを与えることが、マナーとされています。そのため、洋食では大声で話したり、スタッフと長話しすることが、マナー違反として捉えられているのです。

洋食のナプキンの使用マナー

食事がスタートしたら、ナプキンをマナー通りに使用することを心掛けましょう。まず、首に掛けたりできるナプキンであったり、ソースパスタなどを食べる時などは、首元に設置しても問題ありません。

また、膝の上に軽く広げて設置してもマナー違反では無いので、そこまで気を使う必要はありません。注意したいのが、ナプキンを広げて使うタイミングです。洋食におけるナプキンのマナーとしては、注文後に使用するとスマートといわれています。

注文前にナプキンを設置するのではなく、注文を一旦終えた後に、ナプキンを設置するとマナー違反にはなりませんのでご安心ください。

洋食におけるナプキンマナーの注意点

ナプキンの使用方法は、案外いろいろな決まりがあり、ナプキンに慣れていない日本人としては、ついついマナーを守っているつもりで違反をしてしまってることがあります。例えば、ナプキンは汚れてしまった口元をふく目的もあります。

これは、ナプキンの角を使って目立たないようにふくことが大切です。ついつい、テーブル上にこぼしてしまったものを拭き取ったり、顔をふいたり、くしゃくしゃにして食事中にテーブル上に置く行為は、マナー違反とされているので要注意となります。

また、ナプキンなどの上には何もおかないようにしましょう。ナプキンが汚くて使えない意味に捉えられます。洋食におけるナプキンのマナーを覚えておけば、さまざまなシーンで役立ちます。