洋食店には、さまざまなマナーがあります。洋食は、もともと西洋から持ち込まれた食文化を日本人がアレンジして生まれたものであるために、西洋の食事マナーをある程度は守りながら食事を行っていくことがスマートとされています。

洋食でのマナーとして守っておきたいのが、ワインについてです。洋食は西洋系の料理であることから、日本酒や焼酎ではなく、ワインのランナップがもっとも多いお店です。ここでは、洋食のおけるワインのマナーを確認していきます。

洋食におけるワインのマナー

洋食店でワインを頼む場合、あまりワインに詳しくない方だと緊張してしまうことがあるでしょう。

メニュー表には、英語やフランス語、イタリア語のワインメニューが掲載されており、さらにはカタカナであっても何を書いてあるのか分からないこともあります。選び方として、もっともスマートなのは、コース料理であったら、どのような食事の系統が多いかなどを確認することです。

肉類でフルーツソースが多ければ赤ワイン、鶏肉や魚のソテーなどであれば白ワインなど、こういった選び方をすると良いでしょう。

また、価格はスタッフを呼んで、この位の価格で爽やかな白ワインといったように、価格と味わいをスタッフに告げれば選んでくれるので安心してください。下手に通ぶってしまうと、大間違いを起こしてしまう可能性があるので注意してください。

洋食でのワインのテイスティングのマナー

ワインがボトルで運ばれてきた時に、まずはホストがテイスティングを行います。ただし、ここでのテイスティングは、味わいや香りを表現する場所ではありません。ワインの場合、天然コルクが使用されているものだと、ブショネといって一種のカビがコルクにはえ、ワインを臭くしてしまうことがあります。

それらの確認を、ホストがするということです。マナーとしては、注がれたグラスを直接嗅ぎ、ワインらしい香りがしたら問題なく結構ですといって、スタッフには去ってもらえばよいでしょう。

そこで、グラスを回して、クローブやハチミツ、カシスなど、香りの表現をするのは場違いであり、洋食におけるマナー違反となってしまうので注意してください。

また、ゲストにも恥をかかせることはマナー違反となるので、こちらも注意が必要となります。仮に、香りが劣化してしまっているものなどであれば、旨を伝えれば交換してくれます。

洋食でのワインの飲み方のマナー

洋食では、ワイングラスは薄く繊細にできているために、ぶつけてしまうことはマナー違反とされています。そのため、軽く胸の位置まで持ち上げて献杯というカタチで良いので注意してください。

思い切りぶつかって、ワイングラスが割れてしまったなど、そういった行為はマナー違反とされているので注意が必要となっていきます。また、グラスのなかのワインが無くなってしまった場合、自らが注ぐのはマナー違反とされています。

ラフなお店であれば問題はありませんが、やや格式の高い洋食店の場合は、スタッフが常にグラスの確認をしてくれているので、スタッフに注いでもらうことが一般的となります。洋食でのワインのマナーには、注意してください。