日本人の食卓でも日常的に愛される存在となっている洋食ですが、老舗や高級ホテルなどでは、ハイレベルのすばらしい洋食が提供されています。

それらの洋食を提供する店鋪では、カジュアルな雰囲気でありながらも、コース料理なども用意されており、ある程度のマナーが重要となっていきます。

ナイフやフォークの使い方、ナプキンの使い方など、最低限のマナーを知っていても、思わぬところでマナー違反をしてしまっている可能性もあります。ここでは、見逃しがちなさまざまな洋食のマナーについてを紹介します。

洋食でのワインのマナー

ワインは、難しく考えることはなく、楽しく気軽に飲めるお酒です。ただし、洋食店などでは、ある程度のマナーがあるので覚えておくとマナー違反を防ぐことができます。

ワインをオーダーする際は、その日の料理に合わせるワインはどのようなものが最適かなど、スタッフに伺うと良いでしょう。自分の判断でいろいろと決めることは自由ではありますが、お店側は自店の料理に合わせてワインリストを作成していることからも、マリアージュを考えるとスタッフへと伺った方が無難のマナーです。

さらに、グラスに注ぐのは自分ではなく、スタッフに注いでもらうことがポイントとなります。乾杯をする際に関しても、グラスを強くぶつけるのではなく、献杯のような感じでグラスを軽く上に上げる程度で結構です。

ワイングラスは、繊細なものが多く、あまり強く縁を当ててしまうと割れてしまうことがあります。そのため、扱いには最低限の注意をはらうことが、洋食におけるワインのマナーと覚えておきましょう。

洋食のスープのマナー

洋食では、コース料理やセットなど、多くの確立でスープが提供されます。ただし、和食で提供されるお椀とは違って、スプーンを使用して飲むことが一般的となっています。

まず、スープをいただく時に使用するスプーンは、専用のスープスプーンを使いましょう。それまで、別の皿に使用していたスプーンがあるからといって、それらを使って提供されたスープを飲むことは、マナー違反ととられてしまうので注意が必要となります。

さらに、音を立ててしまうことに絶対的な注意が必要です。日本食の場合、ある程度の音を立てて汁ものをいただくことが、マナーであり粋といわれますが、西洋の食事のシーンでは音を立てることは、マナー違反とされてしまいます。

できるだけ、大きな音を立てず、専用スプーンですするように飲むことが、洋食におけるスープを楽しむマナーとして知られています。

洋食におけるパンの楽しみ方

洋食では、スープと同様にパンも提供されます。洋食で提供されるパンは、バスケットに入っていたり、小さなパン皿に乗せて提供されます。

パンが運ばれてから、直ぐにいただくことは問題はありませんが、洋食の基本的なマナーでは、パンはスープを飲み終えてからいただくことが一般的なマナーとされています。

また、パンはナイフとフォークではなく、一口サイズに手でちぎって掴んで食べてもマナー違反ではありません。ただし、備え付けのバターなどからは、バターナイフを使ってつけましょう。パンから直接塗る行為は、マナー違反とされているので注意してください。