洋食を楽しむためには、最低限のマナーを知っておくことが必要となります。もちろん、とてもカジュアルな店鋪などであり、箸などが用意してくれている場所であればさほど気にしなくても良いといわれています。

ただし、ある程度の格式を持った洋食店であったり、コース料理などを振る舞ってくれる場所の場合は、マナーは最低限身につけておくべきといわれています。

今回、その洋食のマナーのなかでも比較的難しいといわれている、ライスの食べ方についてを紹介します。

洋食におけるライスのマナー

洋食店では、ライスやパンなどを頼むことができます。基本的には、洋食店ですのでお椀でライスが来ることはあまりなく、平たい丸皿にライスが乗せられて運ばれてくる場合が殆どとされています。

そんなライスですが、多くの人がどのように食べるのが正解なのか、悩んでいるといわれています。確かに、難しいとされているのですが、スプーンはライス用のものは存在していないことです。

実は、洋食というのは、もとはフレンチなどの洋の食文化を日本が独自にアレンジしていったものですので、もともと外国は洋食自体が無く、ライスを食べる文化も日本とは違っています。そのため、マナー本などには、フォークの背に乗せて食べることがマナーとして掲載されたのです。

ただし、基本的にはスプーンですくって食べても、マナー違反ではありません。ただ、格式が高く、古いお客さまなどに愛されている場所であった場合、昔ながらの洋食のマナーを守りながらいただく方が、他のお客さまなどにも迷惑がかからず、美しい所作であるといわれています。

洋食のマナーでライスを食べる理由

洋食において、フォークの背のライスを乗せる食べ方は、なぜ考案されていたのかは、皿との接触できるだけ少なくする目的があったと考えられています。

つまり、皿との接触が増えていった場合ですが、皿とスプーンがぶつかって音がなってしまいます。西洋人のマナーとして、音を立てて食べてはいけない、というのが定説となっています。

そのため、スプーンですくってライスを食べてしまうことで、軽く音がなってしまう可能性がある、というのがマナーが生まれたポイントとして知られています。

そのほか、豆類などもつかみにくいので、フォークの背で潰し、ナイフで切っていただくことが洋食のマナーとされています。これらが、ナイフを使う際の洋食のマナーです。

洋食でのライスの食べ方のマナー

スプーンを使って、洋食店でライスを食べる場合ですが、できるだけ皿とスプーンが接触しないように、注意を払いながら食事を行うことをおすすめしています。また、仮にフォークで食す機会があったとしたら、ナイフで軽く少なめに取り、背部分に乗せて食べるとスマートです。

ただし、フォークですくってライスを食べるのは、マナー違反ではありませんが、美しい所作としては認められないので注意が必要となります。

今後、ライスがあらわれた時には、細心の注意を払ってこれらのマナーを守ってください。ただし、箸などが提供される洋食店であれば、きにせず箸を使用して食べても、マナー違反とはなりませんので安心して食べてみてはいかがでしょうか。