フォーマルな洋食のお店を予約したり、誰かにお呼ばれした先のお店で、普段使い慣れない食器やカトラリーを前にするとどぎまぎしてしまいますよね。
きっちりテーブルに揃えられた食器、あれもこれも、いつどのタイミングで、どうやって使えばいいのか迷ってしまう前に、それぞれの持つ特徴と役割をしっかり押さえておけば、心配ありません。
家でよく使われるフォークやスプーンにもタイプがあったりするので、これを機に覚えていきませんか。

大皿

27センチから29センチのものが一般的な大皿は、メインディッシュで使われます。
具体的には肉や魚料理を乗せるものです。
家庭で使う際は、複数人分の料理を盛るのにも使われ、食卓の主役になります。
レストランによってはもっと大きなお皿で出てくることもあり、お皿の余白にソースで模様が描かれることが多いので、ぜひ目でも楽しみたい瞬間です。

中皿

サラダを乗せるのに活躍する中皿は、デザートやライスを盛る際にも使われます。
大皿よりやや小さく20センチほどのサイズで、食事の際に重宝します。

小皿(パン皿)

中皿よりもさらに小さいお皿はパン皿になります。
場合によっては取り分け用のお皿にもなります。
パン皿はただパンを置くためのものではなく、運ばれてきたバターを取り分ける際にも使います。
まずバターを自分のパン皿に取り分けます。
パンそのものは直接齧らず、一口サイズにちぎり、パン皿に取った自分の分のバターを、バターナイフで塗ってから食べます。
パンを食べるタイミングは決められており、コースの最初に出てきた場合は前菜が運ばれてから。
スープと一緒に出てきた場合は、スープを飲み終えてから食べ始めます。
パンを残してしまうことがあってもマナー違反にはなりません。

スープ皿

少し深型になっているお皿がスープ皿です。
シチューやカレーを盛るのにも使われます。
スープの残りが少なくなった場合、直接お皿を口元に運んだりしないようにしましょう。
ただし持ち手付きの場合は口元に運んでもOKな場合があります。
すくいにくい場合は、軽くスープ皿を右に傾けていただきましょう。
熱すぎて飲めないと感じた時は、軽く混ぜてあげて冷まします。
スープのすくい方にはフランス式や、イギリス式がありますが、手前から奥に向かってすくうのが美しいとされていますよ。

カップとソーサーのタイプ

食後に出されるコーヒーや紅茶では、カップの種類が違うことがあります。
コーヒーカップの場合、すぐに冷めないよう保温性を重視し、飲み口が狭くなっています。
一方ティーカップは、表面を冷まして飲みやすいように、また紅茶の香りや色を楽しめるように、飲み口が広く作られています。
紅茶を頼まれた方は、意識して楽しんでみるのもおすすめです。

カトラリー

カトラリーは基本的に大きく分けてナイフ、フォーク、スプーンの3種類から成り、この他にティースプーンやケーキフォークがあります。
座席につくとカトラリーはテーブルに用意されているので、外側から順に使っていくのがルールです。
食べ終わりは、皿の上で持ち手を手前にし、4時方向にカトラリーを揃えておけば、そのまま下げてもらえます。
間違って別のカトラリーを使ってしまっても、スタッフが補充してくれるので心配はありません。
うっかり落とした場合も、自分で拾わずに、スタッフと目を合わせて拾ってもらうのがマナーです。
慣れないうちは難しいですが、なるべく音を立てないように使いましょう。