普段何気なく店頭でみかけて、なんとなく食べているお野菜たち、様々な種類があり、色も形も千差万別。もちろんその栄養や味、調理法もそれぞれです。最近では「野菜ソムリエ」なんていう民間資格も登場してきて、健康ブームからか野菜に注目が集まっています。それぞれの野菜に含まれた栄養素やそれに合った調理法を正しく理解して、野菜の恩恵を十分に味わいましょう!

嫌いな人は損してるかも!?身体によすぎる素材「パクチー」

パクチーと聞くと10歩ほど下がりたくなるくらい嫌いな人も多いこの食材。これほど好き嫌いがはっきりと分かれる食材も他にないのではないでしょうか。ある日急に好きになってそれ以来フリークのようにパクチーを追い求める人もいるとかいないとか…。今ではパクチーサラダなるパクチーだけのサラダやパクチーモヒートなるミントの代わりにパクチーを使ったようなアルコールも出てくるほどパクチーブームが巻き起こっています。パクチー嫌いな人にとっては拷問のようなこの現象。実はこれにはきちんとした理由があるのです。

美肌と若返りの野菜「パクチー」の実力とは?

パクチーとはセリ科の一年草。英語名ではコリアンダー、中国語では香草とも呼ばれ、日本では最近のタイ料理ブームから「パクチー」という呼び名が一般的ですね。
パクチーの持つ濃い緑色、これは実は「βカロテン」の緑色で、高い抗酸化力で細胞の老化を抑える働き、免疫力を整えて風邪などの感染症を予防する力があります。さらに美肌に良いとされるビタミンEやビタミンC、多くのビタミンが含まれます。
更に、パクチーには肌を紫外線から守って修復してくれる抗酸化作用や、パクチーの香りには脳や神経を刺激して、不安を和らげて、睡眠の質を改善する働きがあることも明らかになっています。確かにパクチーの香りはかなり独特で、パクチーが苦手な人はこの香りが嫌な人が多いですよね。ただ、これだけの健康・美肌効果のあるパクチー、食べないなってもったいない!そんなパクチーの良さを活かしたレシピをご紹介します。

あさりのパクチー蒸し

あさりのうまみをしっかりと楽しむ、お酒にも合う大人な一品です。
【材料】
・あさり 400g
・パクチー 1株
・オリーブオイル 大さじ1
・白ワイン 50ml
・レモン 1/8個

【作り方】
① あさりを砂抜きする。海水よりややうすめの塩水(濃度2~3%)につけ、冷暗所に2時間ほどおく。
② 砂抜き後、殻をこすりあわせるように良く洗い、ざるにあげておく。
③ フライパンをあたため、オリーブオイルをひく。あさりを入れ、白ワインを加えたら蓋をする。
殻が開いたら、火をとめ、ぎゅっとレモンをしぼり、ざく切りにしたパクチーを加えざっとまぜ、器に盛る。

タコとパクチーのエスニック風サラダ

エスニック風のドレッシングがさわやかに香る副菜にぴったりな一品です。
【材料】
・タコ 100g(真だこ)
・ミニトマト 5~6個
・パクチー 1束
・新たまねぎ 1/2個
<ドレッシング >
・ライム 1/2個
・赤唐辛子 1本
・ナンプラー 大さじ1
・グラニュー糖 小さじ1/2
・グレープシード油 小さじ1

【作り方】
① タコは水洗いして水気をよく切り、食べやすい大きさのそぎ切りにします。たまねぎは薄切りにします。ミニトマトは半分に切ります。
② 鷹の爪は輪切りにします。ドレッシングの材料をすべて合わせてよく混ぜ、タコとたまねぎも加えてよく混ぜます。そのまま130分ほど冷蔵庫に置きます。
③ 味がなじんだら、ミニトマトを加え、食べる直前にパクチーの小口切りを加えて全体をざっくりと和えます。

パクチーが嫌いな人もこのレシピで一度試してみてはいかがでしょうか?