最近ではブロッコリーの影に隠れてしまい、あまり目立たない「カリフラワー」。実際に店頭でも探すのに苦労してしまうほど少量しか入荷されていないことも少なくありません。真っ白でもこもこな「カリフラワー」。見た目にかわいいだけでなく、栄養素もしっかりと含まれていて魅力的なお野菜なのです。
それなのに、「ブロッコリーの色違い」とか「食べられないブロッコリー」となどと言われて少しかわいそうなカリフラワー。これは1980年代に起こった緑黄色野菜ブームの影響といわれています。緑でいかにも栄養がありそうなブロッコリーに比べて、ビタミンCや食物繊維、味などどれをとっても大した差がなかったカリフラワー。すっかりブロッコリーの人気に負けてしまったようです。
「カリフラワー」の隠れた魅力と適した調理法を再認識して、カリフラワーの美味しさ、満喫しちゃいましょう。

「生」がおすすめ!?カリフラワーの魅力を最大限に引き出す食べ方

カリフラワーの特徴は「白さ」もありますが、何と言ってもその「かたさ」にあります。カリフラワーは将来花になるつぼみの部分を食べる「花菜類」という野菜です。もこもこしたカリフラワーにはそのつぼみが3万ちょっとあり、そしてその一つ一つのつぼみには、さらに10~20個ほどの「花芽原基」と呼ばれる、将来つぼみになるつぼみの赤ちゃんのようなものがあります。この一つ一つのつぼみがカリフラワーをとても固い丈夫な野菜にしているのです。それゆえ、いくらゆでても煮くずれを起こさず、ゆでて調理することが一般的に広がっているのですが、実は、このつぼみは赤ちゃんなので一つ一つのつぼみはとても柔らかく、「生」で食べることも可能なのです。
ゆでることで損なわれてしまう熱に弱いビタミンCも、「生」で食べることで含まれる栄養素をそのままそっくり摂取することが出来ます。一般的に栄養価が勝るといわれてきたブロッコリーもゆでることを考えると「生」のカリフラワーのビタミンCの多さには勝てないようですよ。
カリフラワーを生のままスライスして、いろいろな味付けで美味しく、栄養もたっぷりいただいてしまいましょう。

カリフラワーのカレーマリネ

カレー味とカリフラワーの相性は最高!カレー粉がスパイシーに薫るさっぱり味のマリネです。
箸休めにもぴったりですね。

[材料]2人分
・カリフラワー ½株
・カレー粉 小さじ1/2
・酢 ¼カップ
・水 ¼カップ
・砂糖 大さじ2 ½
・塩 小さじ2/3

[作り方]
① カリフラワーは小房に分ける。
② 鍋にカレー粉と酢、砂糖、水、塩を入れて火にかけ、煮立ったらカリフラワーを加えて1~2分煮る。ボウルに移し、粗熱を取る。

カリフラワーのゆずマスタードあえ

ゆずの香りがふんわり薫る甘酸っぱいドレッシングでさわやかに!
生で食べるカリフラワーのぱりぱりした食感を楽しんで♪

[材料]2人分
・カリフラワー 1/3買う
・ゆず ½個
・はちみつ 大さじ1
・粒マスタード 小さじ2
・オリーブオイル、塩

[作り方]
① カリフラワーは小房に分ける。ゆずは種を取って果汁を絞り、皮の1/2両を薄切りにする。
② ボウルにはちみつ、粒マスタード、オリーブオイル大さじ1、塩少々を入れて混ぜる。
③ ゆずの果汁と皮、カリフラワーを加えてあえる。

店頭でみかけたら、真っ白なもこもこのカリフラワー、是非ご家庭に持ち帰ってみてくださいね!