今では手に入らないものはないというほど、年間を通して様々な種類の野菜が店頭に出回っていますね。ただ、やはり旬の食材はとてもみずみずしくてフレッシュ。エネルギーがみなぎっていて美味しいものです。私たち日本人がもつ春・夏・秋・冬という四季。それぞれの魅力がある四つの季節を持つ国はそうそうありませんよね。せっかくなので、その季節にしか味わえない旬の食材を使って食卓で季節を感じてみませんか?

日本食材の代表格!生のたけのこは春限定!

年中なんでも手に入る時代になったとはいえ、「生のたけのこ」はなかなか他の季節には見られないのではないでしょうか。しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しいたけのこは4~5月が旬。特に季節感を大切にする日本料理では欠かせない存在です。美味しいだけではなく、カロリーも低く、タンパク質を多く含んでいるダイエットにも効果を発揮してくれる食材「たけのこ」、正しく下処理の方法を知って美味しく春をいただきましょう。

正しいたけのこのあく抜き方法

生のままだとどんどんえぐみが増してしまいます。既に下処理しているものを買ってきた場合は良いのですが、生の筍が手に入った場合はすぐに下処理をしてしまいましょう。ゆでたものは水に漬けて冷蔵庫で保管すれば1週間保存が可能です。

① 土がついていたらたわしなどで洗い落します。
② 穂先をカーブに沿ってななめに切り落とします。
③ 庖丁で縦に切れ目を入れます。
④ たっぷりの水とぬか(1カップほど)と赤唐辛子2、3本を鍋にいれ、沸騰したら落としぶたをして弱火で1時間ほどゆでます。
※ぬかがなければ、米のとぎ汁、もしくは生米でも代用可能です。
⑤ 根本に竹串をさしてみて、柔らかくなっていれば火を止め、ゆで汁の中でさまします。(半日ほど放置して大丈夫!)
⑥ 冷めたら水洗いし、切れ目に指をかけて水の中で皮をむきます。
⑦ 根本の黒い部分は庖丁で薄く削り取っておきます。

根本は輪切りか半月切りにして煮物などに、穂先の柔らかい部分は櫛形切りにして若築煮など、先端は薄切りで和え物などに使えます。一本でいろいろな調理法が楽しめるのも筍ならではですね!

たけのこと春キャベツのペペロンチーノ風

パスタ無しのペペロンチーノです。このままでも十分ボリュームのある副菜になります。春先の柔らかくて味わいの優しいキャベツとたけのこの相性は抜群♪春ならではの食材を使った、おつまみにも最適な一品です。
たけのこは根本~中間の部分を使います。

[材料]2人分
・たけのこ ½本分
・春キャベツ ¼個
・オリーブオイル 大さじ1
・赤唐辛子 適宜
・ニンニク 1片
・塩、こしょう、 醤油 少々

[作り方]
① たけのこは根本部分はいちょう切り、中間部分は縦半分にしてから薄い櫛切りにします。
② キャベツは食べやすい大きさにざく切りにします。
③ フライパンにオリーブオイルを熱してニンニクと赤唐辛子を入れ、香りがたつまで炒めます。
④ たけのことキャベツを入れ、オイルが全体に回るように大きく混ぜます。塩、こしょうで味をつけ、最後に醤油を回しいれて火を止めます。
※炒めすぎに注意!どちらも食感が大切な食材ですので強火で手早く炒めてくださいね。
⑤ キャベツがしんなりしたら火を止め、お皿に盛ります。

たけのこの粒マスタードあえ

白ワインにも合いそうなおしゃれな一品です。
先端の柔らかい部分を使って作ってみてください。

[材料]2人分
・たけのこ(ゆでたもの) 100g
・粒マスタード 小さじ1
・酢 小さじ1
・オリーブ油 小さじ1
・塩 少々
・イタリアンパセリ 適宜(飾り用)

[作り方]
① たけのこは4cm長さの薄切りにする。
② 粒マスタード、酢、オリーブ油、塩を合わせて、たけのこをあえる。
③ 器に盛り、パセリを飾る。

春のタケノコは一段と美味しく感じるはず!
是非、春を味覚から味わってみてくださいね!